警察庁が2018~22年に自転車に乗って死傷した小中高校の児童生徒数を月別で分析した結果、1年間のうち6月が最も多かったことが27日、分かった。同庁の担当者は「4月から通学で使い始め、慣れた時期に運転がおろそかになっている可能性がある」と話している。
警察庁によると、18~22年の統計で乗車中に亡くなったり、重傷を負ったりした児童生徒の数を月ごとに5年分を合計して分析した。1月は302人だったが、入学シーズンに当たる4月の458人を経て、最多となる6月の591人まで右肩上がりで増加していた。6月は高校生が292人と多く、小中学生に比べ増加幅が大きい。