高校生の通学安全に 栃木県トラック協会がヘルメット寄贈

 2022年4月に自転車のヘルメットの着用を努力義務とする栃木県の条例が今年4月には改正道路交通法が施行されています。これを受けて自転車で学校に通う高校生に安全に通学してもらおうと栃木県トラック協会が26日、県に自転車用のヘルメットを寄贈しました。

 県トラック協会の石塚安民会長などが県庁昭和館を訪れ、福田富一知事に自転車用のヘルメット600個を寄贈しました。

 県トラック協会では高齢者にヘルメットを寄贈する取り組みを2009年から行ってきましたが、去年(2022年)から高校生を対象としています。

 ヘルメットの着用を努力義務とする自転車条例の施行を受けて県は高校生に当事者意識を持ってもらおうとモデル校を認定する「高校生!みんなでかぶろう自転車ヘルメット」事業を行っています。

 今回は申し込みがあった10校をモデル校に認定しました。ヘルメットはこの後、それぞれの学校で希望した生徒たちに配られるということです。

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