重賞勝ちのないボルドグフーシュは連対すら厳しいと示す過去データ!【天皇賞・春】競馬初心者講座講師:長谷川雄啓の過去8年データ分析!

天皇賞・春(日曜・京都)

古馬最高峰のレース。芝3200m戦、GⅠ。

21、22年は阪神での施行。従いまして、データは京都で行われた、過去8回です。

1番人気は〔310〕、2番人気は〔401〕、3番人気は〔020〕。

6番人気以下〔044〕、2ケタ人気馬〔022〕。

馬連3ケタはなく、万馬券1本。

1、2番人気で7勝、残る1勝は4番人気の馬。勝ち馬は人気サイドの馬です。

ステップレースを見ていきましょう。

大阪杯から〔110〕。勝ち馬と4番人気13着馬。

GⅡ時代の産経大阪杯から〔100〕。2着馬。

有馬記念から〔100〕。4着馬。

阪神大賞典から〔224〕。3着以内6頭に、4着馬と6着馬。

日経賞から〔222〕。3着以内5頭に、2番人気5着馬。

AJCCから〔100〕。2着馬。

京都記念から〔011〕。1着馬と4着馬。

日経新春杯から〔010〕。勝ち馬。

ダイヤモンドSから〔010〕。勝ち馬。

外国馬の〔001〕というのもあります。

馬券圏内24頭すべて前走は重賞を走っていました。その内訳は、GⅠ、GⅡが23頭、GⅢは1頭のみです。

また、前走で掲示板を外していたのは2頭のみ。その2頭は4番人気と5番人気に推されていた馬です。

連対16頭すべてにGⅠまたはGⅡの勝ちがありました。

また、連対16頭中、12頭に芝3000m以上のGⅠでの3着以内があり、残る4頭にはGⅠまたはGⅡ勝ちに加え、前走重賞3着以内の勢いがありました。

さらに、連対16頭中15頭に芝3000m以上のレースへの出走歴がありました。

牝馬は〔000〕。

年齢別では、4歳〔313〕、5歳〔430〕、6歳〔132〕、7歳〔003〕、8歳〔010〕。

5歳、4歳の順にいいようです。

なお、7、8歳で馬券に絡んだ4頭の人気は、6、8、10、13番人気。人気薄のベテランの激走には注意が必要です。

15番枠より外は3着に1頭いるだけ。極端な外枠は不安材料になるかもしれません。

※〔 〕の中は、1着、2着、3着の回数です。

【初出】
長谷川雄啓ブログ『馬とおしゃべりと音楽と映画』

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