きょう（木）午後も晴れる地域が多く、関東から西は気温が20℃を超える見込み。過ごしやすい陽気だが、空気が乾燥するため火の取り扱いに注意が必要だ。あす28日（金）も東北から九州で晴天が続くものの、29日（祝・土）～30日（日）は全国的に荒れた天気となるおそれがある。大型連休後半の5日（祝・金）ごろにも、東・西日本で雨の強まる所がありそうだ。
土日は強風注意
これからあす（金）にかけては、晴れる地域が多い見込み。あす（金）は北陸や東北で、きょうより大幅に気温が高く、福島は28℃まで上がりそうだ。ただ、あす（金）も日本海側を中心に空気が乾燥するため、火の取り扱いに注意が必要となる。北海道は天気が変わりやすく、日中は所々でにわか雨がある見込み。
29日（祝・土）は西日本から次第に雨の範囲が広がり、東・北日本でまだ日差しがある地域でも、南寄りの風が強まってきそうだ。30日（日）朝にかけては、西日本や東海で雨脚の強まる所があり、全国的に風の強い状態が続く見込み。交通機関に影響する可能性があるため、時間に余裕を持った行動を心がけたい。なお、西日本は次第に晴れ間が戻る見込み。
連休終盤は雨
1日（月）は西・東日本で晴れる所が多く、3日（祝・水）にかけては、北日本を含めて晴天が続きそうだ。3日は特に、東北南部や東・西日本で気温が高くなるが、内陸を中心に一日の気温差が大きくなる見込み。このような条件の日は、空気がかなり乾き、紫外線が強まるため、水分補給を心がけると共に、うっかり日焼けにも注意したい。
4日（祝・木）～5日（祝・金）は西から雨雲が広がり、西・東日本は5日を中心に雨となりそうだ。湿った空気の流れ込み次第では、大雨の可能性もあるので注意しておきたい。また、雨が降っても気温は高めなので、湿気の多さを実感しそうだ。6日（土）は天気がいったん回復することも考えられるが、7日（日）以降はまた次の雨雲が西から広がる見通し。
（気象予報士・高橋和也）
