かつての宿場町の荷宿がシェアオフィスに 新たな起業を 宮城・富谷市

江戸時代に宿場町として栄えた宮城県富谷市で、宿場町の拠点として親しまれてきた場所の建物がシェアオフィスとして生まれ変わりました。

富谷市に整備されたのは、ビジネス交流ベース荷宿です。かつて荷物の管理や馬の手配などをする荷宿として親しまれてきた場所の建物で、所有者から寄付を受けた富谷市が改築しシェアオフィスとして整備しました。

木造2階建てで延べ床面積は約160平方メートルです。フリースペースや個室の他、ミーティングルームなどがあります。

若生裕俊富谷市長「400年の歴史を歩んできた荷宿で更なる起業や創業に生かしていただければと思っています」

市は起業を目指す人を対象に、5月17日まで入居者を募っています。

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