世界35カ国以上で公演 が~まるちょば「下ネタは制約されている国ほどウケる」パントマイムに国境なし

パントマイム・アーティスト、が~まるちょば(HIRO-PON)が27日、大阪市内で「が~まるちょば シネマティック・コメディー JAPAN TOUR 2023」(6月17、18日、大阪・COOL JAPANPARK OSAKA TTホール。7月16日、兵庫・アクリエひめじ中ホール)へ向けての記者会見を行い、「ぜひ生で見てほしい。百聞は一見にしかずです」と来場を呼びかけた。

2019年に約20年におよぶデュオ活動に終止符を打ち、現在はソロで活動中。これまで世界35カ国以上で公演を行っている。「国の文化はそれぞれですけど、人として生まれたのは、どこでも同じ。実際、子どもの反応はどこの国でも一緒ですから。どこでもどんなお客さんでも楽しめます」。言葉を使わない動きだけのパントマイムは万国共通に受け入れられてきた。

「下ネタは世界共通ですから」と鉄板ネタの様子。「下ネタがとても制約されている国はありますが、そういうところほど、下ネタはすごくウケますね」と規律などが厳しい国ほど反響が大きい様子だった。

コロナ禍で仕事がゼロになり、活躍の場を模索した時期もあったが「ライブにかなうものはない。舞台はお客さんとの空気でつくるもの」と改めて感じたという。5月8日に新型コロナの感染症法上の位置づけが、季節性インフルエンザなどと同じ5類に移行することになり、「お客さんに近づけるようになりますね」と喜んだ。

(よろず~ニュース・中江 寿)

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