愛媛県八幡浜市で、国道を走行中の路線バスが路上の自転車を避けるため、急ブレーキを掛けた際、乗客の高齢女性が転倒する事故がありました。
警察によりますと、27日午前9時半ごろ、八幡浜市江戸岡の国道378号を走行中の路線バスが、道路を横断しようとしていた自転車を避けようと急ブレーキを掛けました。
このはずみで、座席に座っていた乗客の80代女性が転倒して頭を打ち、病院に運ばれましたが、意識はあるということです。
他の乗客1人や運転手にけがはありませんでした。
一方の自転車はそのまま横断し、立ち去ったということです。
自転車に乗っていたのは高齢の男性とみられていて、警察は人身事故として捜査するとともに、行方を探しています。
なお、バスは、現場に別の車両が手配され、およそ25分遅れて運行を再開したということです。