“正念場”アーセナル、無双時代「5つの神ユニフォーム」がこれだ

今季のプレミアリーグで首位を走るアーセナル。

現地時間26日のリーグ戦で2位マンチェスター・シティに敗れ、19年ぶりのプレミア優勝に向けていよいよ真の正念場を迎えた。

ここでは、そんなアーセナルが無双した黄金時代“5つの“神ユニフォーム”をご紹介しよう。

1996-98 ホーム

アーセナル 1996-98 Nike ホーム ユニフォーム

選手:デニス・ベルカンプ

1996年にアーセン・ベンゲル氏が新指揮官に就任し、クラブ黄金期の幕開けと同時期に登場したユニフォーム。

前面には1930年代から40年代にかけて使ったエンブレムを透かしでプリント。このデザインは当初必ずしも人気とは言えなかったようだが、97-98シーズンではクラブ史上2度目となるリーグ&FAカップ優勝のダブルを達成し、終わってみれば歴史的な一着となった。

1997-99 アウェイ

アーセナル 1997-99 Nike アウェイ ユニフォーム

選手:エマニュエル・プティ

アウェイユニの定番カラーであるイエローを基調にネイビーを組み合せ、その調和のとれた見事なデザインが現在でも高評価を得る。96-98ホームと同じくリーグ&FAカップのダブルの記憶が宿る一着だ。

80年代、90年代のアーセナルを支えた日本ビクター(現JVCケンウッド)のロゴ「JVC」を付けた最後のアウェイユニとなった。

2000-02 ホーム

アーセナル 2000-02 Nike ホーム ユニフォーム

選手:ロベール・ピレス

2000-01シーズンはリーグ2位、そして01-02シーズンはリーグ&FAカップのダブル達成を成し遂げ、“優勝祭り”の記憶が重なるユニフォーム。

00-01シーズンからクラブは日本のゲーム会社セガと契約。胸に“ドリキャス”で親しまれた同社のゲーム機「Dreamcast」のロゴマークが付いた。稲本潤一(南葛SC)も着たこのユニは、今でも世界中のアーセナルファン(とユニフォームファン)に愛されている。

2001-02 アウェイ

アーセナル 2001-02 Nike アウェイ ユニフォーム

選手:フレドリック・ユングベリ

珍しくゴールドを基調とし、それを当時のNikeが推していたメタリックな色合いで味付け。このスタイリッシュなデザインはなかなか斬新であった。

ホームは胸に「Dreamcast」“ドリキャス”ロゴを付けていたが、アウェイは「SEGA」に。セガは2001年1月に“ドリキャス”の家庭用ケーム機市場からの撤退を表明したこともあり、アーセナルとの契約は1999年から2002年までの3年ほどで終了となった。

2002-04 ホーム

アーセナル 2002-04 Nike ホーム ユニフォーム

選手:ティエリ・アンリ

03-04シーズンのプレミアリーグ無敗優勝という、イングランドサッカー界に新たな歴史を打ち立てた伝説のチーム“インヴィンシブルズ(無敵のチーム)”が着たユニフォーム。

当時としてはモダンすぎたキットデザインと携帯電話会社のスポンサーロゴ「O2」は2023年の現在でも賛否両論だが、伝説的な一着であることに議論の余地はない。

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2003-04シーズンのプレミアリーグ無敗優勝を決めた一戦は、敵地で行われたトッテナム・ホットスパー戦のノースロンドンダービーだった。

アーセナルは最終的に03-04シーズンを「26勝12分け0敗(勝ち点90)」という圧倒的な成績で終えている。

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