【ホリエモン】堀江貴文、カルロス・ゴーンとの関係性を語り始める

4月26日、深夜ラジオ番組「TOKYO SPEAKEASY」(TOKYOFM)に、実業家の堀江貴文さんと映画監督の行定勲さんが登場。

堀江さんが海外の知人を通じて知った意外な事実を明かし、注目を集めています。

(画像:時事)

■堀江貴文、カルロス・ゴーンとの関係性を語り始める

韓国で動画配信サービス・Netflixのドラマを制作中だという行定さん。ドラマは百数十カ国以上で配信が予定されています。

すると「日本の映画とかドラマって海外だとウケないのかなとか、海外だとそんなに観られてるイメージってないじゃないですか」と堀江さん。

「だけど僕、感動したことがあって」と、日本の作品に関する海外でのエピソードを話し始めます。

堀江さんは「カルロス・ゴーンて、レバノンて所に逃げたじゃないですか」と、元日産自動車会長のカルロス・ゴーン氏に言及。

ゴーン氏は2018年、金融商品販売法違反容疑で逮捕された際、レバノンに逃亡。なんと、堀江さんは「実は(ゴーン氏が)逃げる2週間後にメシ食うことになってたんですよ」と、ゴーン氏と会食の予定があったと言います。

知人から「ゴーンさんの話聞いてやってくれませんかぐらいの感じで」会食を頼まれていたそう。しかし、そうこうしているうちにゴーン氏が逃亡してしまい、会食の話はなかったことに。

その事件がきっかけで、逃亡先のレバノンに興味を持ったという堀江さん。

現地にいる知り合いの伝をたどり、なんとゴーン氏本人に会ってインタビューする所までたどり着きます。

その際のインタビュー動画を堀江さんのYouTubeにアップしたこともあるそうです。

■レバノンで日本のジブリが大人気?あの深夜ドラマシリーズも…

すると、レバノンの知人から「Netflixで最近さ、ギブリが観られるようになったんだよ」と言われたのだとか。

“ギブリ”とは、日本のスタジオジブリのこと。レバノンではNetflixで『となりのトトロ』や『千と千尋の神隠し』といったスタジオジブリの名作の数々を視聴できるのです。

レバノンの人から、とにかく「ギブリがすごい」と言われたという堀江さん。

また「『ミッドナイトレストラン』ていうのがすごい良いんだよ」とも言われたそう。

『ミッドナイトレストラン』とは、小林薫さん主演のドラマ『深夜食堂』のこと。TBS系で放送され、現在ではNetflixオリジナル版が世界中で配信されています。

他にも、松重豊さん主演の『孤独のグルメ』(テレビ東京系)なども人気があり「結構観られてるんですよ。ロングランしてるんですよ」とのこと。

堀江さんは「むしろそれ(日本のドラマ)に興味あるんじゃないか皆」と、日本の作品が海外でも興味を持たれていると感じたそうです。

■“セカチュー”監督・行定勲が明かすNetflixの意外な裏事情「教えてくれないんですよ」

堀江さんの話を聞き、行定さんは「その実感が作り手にどれぐらい伝わっているかっていう所がね」と、作り手側の状況に触れます。

行定さんによると「これはね、不思議なことに、配信されるじゃないですか。で、どれぐらいの人が観たかって教えてくれないんですよ」と、なんと、監督であっても世界の視聴者数のデータは教えてもらえないのだそう。

もっとも、その根底には視聴者数にとらわれずどの作品も平等に配信していきたいという配信プラットフォーム側の意図もあるのだとか。

このように、日本や世界を取り巻く映画制作や動画配信の実情を語り合った堀江さんと行定さん。

堀江さんの語ったレバノンのエピソードは、日本人として誇らしいですね。

今後日本の映画界がどのように変化していくのかを示唆する、興味深い対談となったのではないでしょうか。

【番組情報】
TOKYO SPEAKEASY
http://radiko.jp/share/?sid=FMT&t=20230427010000

(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)

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