行政文書などを山林に不法投棄 愛媛県伊方町の職員を減給処分

愛媛県伊方町は、町の行政文書などを山林に不法投棄したとして、40代の主任級職員を27日付で減給10分の1、2か月の懲戒処分にしたと発表しました。

町によりますと、この職員は3月31日、町の行政文書や自分の参考書などを段ボール箱2つに詰め、町外の道路わきの山林に捨てたということです。

4月初め、役場に連絡が寄せられ発覚しました。

町は捨てられた物の詳細は明かさなかったものの、「職員の個人的なものが大半を占めていて、町や町民に関する情報漏えいは確認されず、公務に支障もない」と説明しています。

また、職員のプライバシーなどを理由に、性別と所属は明らかにしていません。

町の調査に職員は、「処分したかった」と説明した上で「反省している。もう二度としない」と話しているということです。

町は今後全ての職員に、行政文書の取り扱い方などを改めて指導する方針です。

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