瀬戸内海の豊かな海洋環境を守る取り組みを行っている備前市の一般社団法人「みんなでびぜん」は、さらなる活動の推進に向け、インターネットを活用したクラウドファンディング（CF）を通じて資金を募っている。目標金額は300万円で、募集は5月31日まで。
日本財団（東京）の3年間の財政支援がなくなり、自己資金で運営する必要が生じたため。活動の継続には少なくとも約800万円が不足する見込みで、一部をCFで調達したいとしている。
CF（一口）は3千円から。上限は50万円で、返礼品にはオリジナルTシャツ、海ごみアート教室の体験、日生産の殻付きカキなどを用意している。
みんなでびぜんの船橋美可代表理事は「美しい瀬戸内海を次の世代に残すため、今後も活動を続けていく使命がある。ぜひ多くの善意、協力をお願いしたい」と話している。
山陽新聞社や中国銀行などが運営するCFサービス「晴れ！フレ！岡山」を使い、資金を募集する。詳細は専用サイト（https://readyfor.jp/projects/hinase-umilab）。
問い合わせは、みんなでびぜん（0869―72―2000）。
