温室栽培の桃、出荷始まる/岡山・勝央町【岡山・勝央町】

岡山県内のトップを切って勝央町で4月27日、桃の収穫が始まりました。温室栽培された極早生品種の「はなよめ」です。
あっさりとした味わいと上品な香りが特徴の「はなよめ」は、露地物が通常、6月中旬ごろに収穫されますが、1月ごろからビニールハウス内をボイラーで加温することで、収穫時期を1カ月以上早めています。
現在、岡山県内で唯一、加温栽培をしている勝央町石生地区の桃農家・石川裕之さんはこの日朝、熟れ具合を確認しながら一つ一つ丁寧に摘み取り、箱詰めしていました。
今年は2月頃の急激な冷え込みで生育にばらつきが出たものの、収穫時期はほぼ例年通りで、出来もいいということです。
この日収穫されたはなよめは、28日から県内のデパートなどに並ぶということです。

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