辛さと甘みの〝意外な相性〟 糸魚川わさび園 わさびソフト販売再開

 糸魚川市梶屋敷の「糸魚川わさび園」は自社栽培のワサビを使った「わさびソフト」の販売を再開した。

すり下ろした新鮮なワサビをソフトクリームに載せて食べる(写真奥はワサビの花)

 コロナ禍で3年間販売を休止していたが、今シーズンから始めた。すり下ろした新鮮な生ワサビを、それぞれ好みの量をソフトクリーム(バニラ)に載せて食べる。
 ガンジー牛乳を主原料としたソフトクリームの濃厚な甘さとワサビの爽やかな辛みが相性良く、コロナ禍以前から人気が高かった。ワサビとソフトクリームの意外な組み合わせにインパクトがあり、SNSを通じて拡散し話題にもなった。遠方からわさびソフトを目当てに訪れる人もあるという。
 わさび園を運営する有限会社SKフロンティアの渋谷一正代表は「コロナも落ち着き始め、また皆さんからワサビのおいしさを味わってもらいたい」と話している。
 価格はワサビ付きで500円(税込み)。ワサビなしでも同価格。営業時間は平日午前10時から午後5時まで。日曜、祝日は午前10時から午後4時まで。土曜定休。糸魚川市梶屋敷1055。国道8号沿い「中宿シーサイドパーク」向かい道路の看板を目印に進む。問い合わせは同園(電025・555・7677)または同社(電025・555・3940)へ。

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