千葉県職員対象に…ドローン操縦の講習会 災害時の人命救助などに活用

千葉県職員対象に…ドローン操縦の講習会 災害時の人命救助などに活用

 災害時の人命救助などに役立ててもらおうと、4月27日、千葉県の職員を対象にドローンの操縦方法を学ぶ講習会が千葉市で開かれました。

 講習会は、千葉市にあるドローンスクールのスタッフが講師を務め、県の地域振興事務所の職員など、あわせて24人が参加しました。

 主催した京葉銀行では、創立80周年を記念して2023年2月に災害用のドローンを県に寄贈していて、27日はその事業の一環で講習会を開きました。

 参加者らはドローン搭載のカメラの操作方法や、ドローンの姿勢を制御している機能が故障した時に備え、手動で飛行する技術など学びました。

 直径8メートルの限られたコートの中を講師の指示通りに操縦する訓練では、操縦に慣れていないこともあって、苦戦している様子でした。

 県は今後、ドローンを操縦できる職員の数を増やしていきたいとしています。

参加した職員は―
「リモコンの感度がだいぶ良いので、最初は恐る恐るやった方が良いのかなと思った」

「人が立ち入れない場所に、すぐにドローンだったら向かわせられるので、災害の分野はもちろんだが、イベントとか地域振興にも活用できるのではないかと思う」

© 千葉テレビ放送株式会社