春季関東高校野球茨城県大会 28日から3回戦 8強目指し激突 多賀、土浦日大に挑む

第75回春季関東高校野球茨城県大会第4、5日は28、29の両日、ジェイコム土浦とノーブルホーム水戸で3回戦4試合ずつが行われ、8強が決まる。

28日の注目はノーブルホーム水戸の第1試合、常磐大高-水戸商。昨秋県大会の準々決勝では8-3で常磐大高が勝利している。常磐大高は2回戦でサヨナラ打を放った沢田ら上位打線が好調だ。雪辱に燃える水戸商は後藤、川上らの継投で接戦に持ち込みたい。第2試合はともに接戦をものにしてきた茨城と佐和の対戦。守りからリズムを生み、先手を取れるか。

ジェイコム土浦の第1試合は多賀のエース本保が優勝候補筆頭の土浦日大打線に挑む。第2試合は日立一-つくば秀英。互いに2回戦で2桁安打と打線が好調だ。好機の集中打で畳みかけたい。

29日はノーブルホーム水戸の第1試合、常総学院-土浦湖北に注目。常総学院は2回戦で13安打14得点と破壊力を見せた。土浦湖北は140キロ超の直球が武器の久保田を早めに援護したい。第2試合は下館工-藤代。下館工は鹿島学園に逆転勝ちし勢いがある。藤代はここまで投打ともに危なげない戦いぶりだ。

ジェイコム土浦の第1試合は霞ケ浦-取手一。霞ケ浦のエース木村は2回戦で6回13奪三振と快投した。取手一は保科が投打の軸。投手戦に持ち込み、攻撃陣は少ない好機をものにしたい。第2試合は岩瀬日大-水戸一。岩瀬日大は小久保ら中軸が勝負強い。水戸一はエース小川が粘り強く腕を振る。

28日の試合
(上が一塁側)
▽3回戦
◇ジェイコム土浦
①土浦日大-多賀
(10時)
②日立一-つくば秀英
(12時20分)

◇ノーブルホーム水戸
①常磐大高-水戸商
(10時)
②茨城-佐和
(12時20分)

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