【ニューヨーク共同】米ニューヨーク州当局などが米IT大手メタ（旧フェイスブック）を独占禁止法（反トラスト法）に違反しているとして訴えた訴訟で米連邦高裁は27日、棄却した地裁の決定を支持する判決を出した。原告側が問題視した写真共有アプリ「インスタグラム」などの買収について長期間が経過したことを理由とした。
この訴訟はニューヨーク州など48地域の司法長官が2020年12月、旧フェイスブックによる12年のインスタグラム買収や、14年の通信アプリ「ワッツアップ」の買収が競争を阻害したとして起こした。地裁は21年6月に全面的に棄却した。
