三笘薫やはり移籍か。FWジョアン・ペドロをブライトン獲得へ

チャンピオンシップのワトフォードで今季11ゴール。CFが主戦場だが、最近は左ウイングで起用。

イングランド・プレアミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCが今夏の移籍マーケットで、チャンピオンシップ(2部)のワトフィードFCに所属するブラジル人FWジョアン・ペドロ(Joao Pedro)の獲得を目指している。すでに個人合意のもと、クラブ間の交渉も大詰めを迎えていると見られる。前線の複数ポジションをこなせるアタッカーの獲得を受けて、日本代表FW三笘薫の放出もより現実味を増すか?

21歳のジョアン・ペドロはイングランドの実質2部に相当するチャンピオンシップで、今季これまで35試合・11得点・4アシストを記録。センターフォワードを主戦場にしていて、最近は左ウイングでの起用が増加。直近の3ゴールはいずれも左WGでの出場から決めている。他にトップ下(セカンドストライカー)のポジションからも数多くのゴールを奪ってきた。

その移籍情報の確度の高さから、フォロワー数1450万人を超すジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は4月28日、自身のツイッター(@FabrizioRomano)で、次のようにレポートした。

「ブライトンはワトフォードのブラジル人ストライカー、ジョアン・ペドロを獲得する契約締結に近づいている。クラブ関係者が確認したところ、基本的な合意ができていると認識している。すぐサインされることになるようだ。 個人的な条件は合意されていて、長期契約が結ばれる」

そのように複数年契約が提示されているということだ。

ブライトンは、果たしてどのポジションでの起用を考えているのか。シーズンオフの移籍マーケットでは、トップ下のアレクシス・マック・アリスターの放出が濃厚と言われ、さらに三笘にもアーセナルFCなどが関心を示しているという。

ジョアン・ペドロは大化けする可能性も十分あるが、まだまだ未知でもある。左ウイングでの起用も、ある程度視野に入れているのか。一方、ブライトンでの三笘との新たなホットライン開通にも、もちろん期待したいところだ。

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