ブロードウェイの伝説的女優、キム・カーダシアンの人気ドラマ出演に異議「俳優たちから役を奪っている」

歌手で女優のパティ・ルポーン(74)は、キム・カーダシアン(42)が『アメリカン・ホラー・ストーリー』に出演することに不満をにじませた。ライアン・マーフィーによる人気アンソロジードラマの第12シーズンでキムとエマ・ロバーツとの共演が決定。しかし、同番組初期にジョアン・ラムジー役を演じていたブロードウェイの伝説的女優は、キムが俳優達から仕事を「奪う」ことになると非難した。

長いキャリアを通してパティは、『ジプシー』や『サンセット大通り』、『レ・ミゼラブル』などのミュージカルで主要な役を演じてきた。トーク番組『ウォッチ・ホワット・ハプンズ・ライブ』に出演した際、司会のアンディ・コーエンから「それが気に入らないでしょう?」と問われ、「娘を舞台に出さないで」と歌うノエル・カワードの『ミセス・ワージントン』の歌詞を引き合いに出し、「気に入らないわ!彼女は俳優達から役を奪っているのよ!すみませんがね、キム。あなたは自分の人生で何をしているの?舞台には出ないで、ミセス・ワージントン!」と答えた。

現時点で詳細は明らかになっていないが、マーフィーは以前、キムのために「特別に作られた」主役を演じるとバラエティに説明していた。『デリケート』と題された新シーズンのプロモーション映像は「エマ・ロバーツとキム・カーダシアンはデリケート」と予告している。

さまざまなゴシップから“お騒がせセレブ”とも言われるキムは、これまでシットコム『ママと恋に落ちるまで』や『NYボンビー・ガール』、映画『オーシャンズ8』にカメオ出演したほか、2008年のパロディ映画『ディザスター・ムービー!おバカは地球を救う』にも出演している。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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