茨城・竜神峡鯉のぼりまつり 29日開幕、準備進む

竜神大吊橋周辺でこいのぼりの設置作業を行う関係者=常陸太田市天下野町

茨城県常陸太田市の「第32回竜神峡鯉のぼりまつり」開催を前に、同市の観光関係者が27日、メイン会場の竜神大吊橋周辺で、新緑の山々を背景に群泳する約千匹のこいのぼりを設置した。

設置作業には、同まつり実行委や市観光物産協会の関係者12人が参加。高さ約10メートルの竹ざおに、体長約2~5メートルのこいのぼりを結び、大吊橋の駐車場や道路沿いなどに立てた。
同まつりの企画運営を担うのは、地元の「水府まつり実行委員会」。助川武則実行委員長は「子供たちが楽しめるイベントを用意した。思い出に残り、また来たいと思う場にしていきたい」と話した。鯉のぼりまつりは29日から5月14日まで開催し、同5日は小中学生以下の大吊橋渡橋料が無料になる。

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