ロシアで拘束「大きな逆境」 バスケのグライナー選手

記者会見する米女子バスケットボールのスター、ブリトニー・グライナー選手=27日、フェニックス(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】ロシア入国時に大麻オイルを所持していたとし、一時服役した米女子バスケットボールのスター、ブリトニー・グライナー選手(32)が27日、アリゾナ州フェニックスで、昨年12月の釈放後初めて記者会見し「人生では逆境に直面するものだが、この出来事は非常に大きかった」などと語った。AP通信が伝えた。

 グライナー選手は昨年2月に逮捕され、懲役9年の判決を受けた。約10カ月の拘束の後、米国で服役中だったロシアの元軍人との身柄交換が両国政府で成立し、帰国した。

 五輪で2度の優勝経験があり、2月に米女子プロWNBAのマーキュリーと再契約。リーグは5月19日に開幕する。

© 一般社団法人共同通信社