「駅のきそば」栃木市内で8年ぶりに“復活” 28日から通常営業

栃木市内で開店した「駅のきそば」

 【栃木】昨年1月に閉店したJR小山駅構内の立ち食いそば店「小山駅きそば」を継承する「駅のきそば」が27日、大宮町のパチンコ店ライブガーデン栃木本店内でプレオープンした。栃木駅には2015年3月まで店舗があり、市内では8年ぶりの“復活”となった。28日から通常営業を始める。

 同パチンコ店の運営会社ライブガーデン(川原田町)が小山駅きそばを運営していた中沢製麺(平柳町1丁目)から麺などの材料や製法を受け継いだ。店内はカウンターとテーブルの計17席で、かけそば(450円)や天ぷらそば(600円)などを提供する。

 小山駅きそばを利用していたという小山市西城南6丁目、主婦大森洋子(おおもりようこ)さん(58)は「だしが効いたつゆで、昔ながらの味でおいしかった」と話していた。

 食事のみの利用可。営業時間は午前11時半~午後6時半。小山駅きそばの閉店後、2022年に足利や宇都宮市などで中沢製麺公認の継承店舗が開店している。

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