男性巡査長が拳銃誤発射 家族けが、山形・真室川

 山形県警は28日、同県真室川町の新庄署真室川駐在所内で27日夜、30代の男性巡査長が拳銃の実弾1発を誤って発射したと発表した。同居する成人の家族1人に当たり、軽傷を負ったという。

 県警警務課によると、27日午後11時5分ごろ、2階建ての2階居住スペースで、巡査長が意図せず引き金を引いて実弾を発射した。家族はかすり傷程度で、救急搬送されていない。県警は詳しい状況を明らかにしていないが、近隣の住民ら外部の人に危険が及ぶ可能性はなかったとしている。

 直後に巡査長が新庄署に報告した。県警は「重く受け止めている。拳銃取り扱いのルールを再度徹底したい」とコメントした。

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