おしゃべりで好奇心旺盛な貝 SNSでバズり全米の人気者に 「マルセル 靴をはいた小さな貝」公開決定

第95回アカデミー賞の長編アニメーション映画賞にノミネートされた映画「マルセル 靴をはいた小さな貝」が、2023年6月30日より劇場公開されることが決まった。

「マルセル 靴をはいた小さな貝」は、ディーン・フライシャー・キャンプ監督とマルセルの声を担当したジェニー・スレイトがふたりだけで作り上げ、YouTubeで公開した短編が累計再生回数5,000万回を記録し、長編映画化された作品。実写とストップモーションを組み合わせ、監督自身が本人役で出演。フィクションでありながらもドキュメンタリーのように見せかけたモキュメンタリーの手法で、“たった2.5センチの、靴をはいたおしゃべりな貝”マルセルの姿を、コミカルかつエモーショナルに描いている。

予告編は、体長2.5センチのおしゃべりな貝・マルセルが祖母のコニーに、「台本は無いし、誰もどんな映画になるか分からないんだ」と語るセリフから始まる。不慮の事故で家族と離ればなれになり、コニーとふたり暮らしのマルセルは寂しさを抱えている。「怖がっていてはダメ。冒険あるのみよ」というコニーの言葉に背中を押され、家族探しを決意したマルセル。情報提供を募る映像をWEBにアップすると、ありとあらゆるSNSで瞬く間にバズり、全米の誰もがマルセルのことを知っているという、これまで経験したことのない新たな人生が始まる。しかし、野次馬が家に押しかけたことでコニーとの生活が脅かされ、バズったがゆえの悩みを抱えたマルセルの心の穴は次第に広がっていくことが描かれている。

【作品情報】
マルセル 靴をはいた小さな貝
2023年6月30日(金)、新宿武蔵野館・渋谷ホワイト シネクイントほか全国公開
配給:アスミック・エース
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