【名護】北部振興会、北部市町村会、名護東道路整備促進期成会は27日、北部地域の道路網の整備や、離島架橋の早期実現に向けた決起大会を名護市民会館中ホールで開いた。決起大会は新型コロナウイルスの影響もあり、4年ぶりの開催となった。本年度の特別決議として、名護東道路の延伸と数久田―許田間の早期実現を求める要請、伊平屋と伊是名を結ぶ離島架橋の早期事業化を求める要請を決議した。
決起大会には北部12市町村の代表や行政、経済関係者ら316人が出席。大会宣言で「高規格道路の整備やネットワーク機能を確立するための道路整備は、住民福祉の向上や産業振興を図る上で根幹をなすものだ」と強調した。大会決議は、道路整備に向けた十分な予算確保など13項目を国に求めることが大会参加者によって承認された。
決議は県全体で要請団を結成し、5月17日に政府や関係機関、県選出国会議員に対して要請活動を実施する。
（池田哲平）
