ミサイル攻撃で幼児ら24人死亡 ウクライナ全土に空襲警報

ウクライナ中部チェルカスイ州ウマニでロシア軍のミサイル攻撃を受けた集合住宅近くに集まる人たち=28日(ロイター=共同)

 【キーウ共同】ウクライナ各地で27日夜から28日未明にかけて、ロシア軍のミサイルや無人機による攻撃があり、中部チェルカスイ州ウマニでは集合住宅が破壊され、子ども3人を含む少なくとも22人が死亡した。東部ドニプロでは民家が破壊され、女性(31)と女児(2)の2人が死亡した。地元当局者が明らかにした。

 全土で空襲警報が発令され、首都キーウや中部や南部でも爆発音が響いた。キーウ州ではミサイルの破片が集合住宅に落下し、少女(13)が負傷した。

 ウクライナ軍によると、ロシア軍の巡航ミサイル23発のうち21発を撃墜した。

 ウクライナ国防相は28日、反転攻勢に向けた準備が「最終段階にある」と述べた。

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