部下の態度に腹を立て殴った宇和島市の50代係長級職員に減給処分

愛媛県宇和島市は28日、仕事中に部下と口論になり殴るなどした、総務企画部に所属する50代の係長級男性職員を減給10分の1、1か月の懲戒処分にしたと発表しました。

市によりますと、職員は4月7日の午前、大雨の被害調査の指示に対する部下の態度に腹を立て、口論になった末、顔を殴るなどしたということです。

殴られた部下は、口の中を切るなどしましたが、その後、被害調査に出たため、業務に支障はなかったということです。

また、職員は帰庁した部下に謝罪したということですが、今回の事態を受け、市ではこの職員を減給処分としたほか、管理責任として上司3人に厳重注意などを行いました。

岡原文彰市長は「暴力行為があったことは誠に遺憾で、市民の皆様に深くお詫び申し上げます」とコメントしています。

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