映画スラムダンク、あの神社はもしかして…聖地巡礼に続々と

バスケットボール漫画「SLAM DUNK(スラムダンク)」を原作とした映画「THE FIRST SLAM DUNK」の人気が、国内のみならずアジア各国を席巻している。作品ゆかりの地を“聖地巡礼”と称して旅するファンも多い。そんな聖地の一つとしてにわかに注目を集めているのが、秋田県由利本荘市由利地域にある国指定史跡「鳥海山」森子大物忌(おおものいみ)神社だ。
(デジタル編集部・喜田良直、大久保瑠衣、本荘支局・長田雅巳)

映画ではインターハイ(全国高校総体)で、神奈川県代表・湘北が“最強王者”の秋田県代表・山王工業に挑む。山王工業のモデルとされるのが、全国制覇58回を誇る能代市の能代工業(現能代科学技術)だ。同高ゆかりの品々を集めた能代バスケミュージアムは代表的な聖地の一つ。映画の大ヒットを受けて、2022年度の来館者は開館以来初めて5000人を超えたという。

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