植木組(新潟県柏崎市)が業績予想を修正、わずかに減収も工事利益率改善で増益へ

植木組本社

株式会社植木組は4月28日、2022年11月11日に公表した業績予想の修正を発表した。また、同日開催の取締役会において、2023年3月31日を基準日とする剰余金の配当を行うことを決議した。

売上高は、前回予想500億円から490億円に減収。営業利益が15億円から20億円と増、経常利益が15億円から21億円となっている。

植木組は、減収については「核となる建設事業において、一部手持工事の進捗率が予想を下回った為」としている。一方で大幅な増益に転じており、その理由として「建設資材の高騰等による建設コストの上昇が収益を圧迫し続けることが予想された為、そもそも第2四半期での通期業績予想を厳しく見積もっていたこと」「建設資材等の高騰もやや落ち着きを見せたこと」「適正な人員配置やICT技術等の活用を持続的に図ることで現場力が高まり、工事利益率が改善されたこと」などを挙げている。

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