首位バルセロナ、2位R・マドリードともに敗れ、11ポイント差は変わらず

ラ・リーガ 第31節 結果まとめ

写真:レアルを相手に4ゴールを決めたカステジャーノス(左)は一躍、時の人に ©Getty Images

4月25日から27日にかけて、ラ・リーガ第31節の10試合が行われた。

ラージョ・バジェカーノとのアウェイゲームに挑んだ首位バルセロナは、序盤から相手に押し込まれ、19分に先制点を許す。その後は反撃に転じながらもゴールを奪えず、53分には追加点を奪われる。83分にロベルト・レヴァンドフスキがこぼれ球を蹴り込み1点を返したが、そのままタイムアップ。リーグ戦8試合ぶりの黒星を喫した。

2位レアル・マドリードはアウェイでジローナと対戦。序盤からゲームをコントロールしながら12分、24分とバレンティン・カスティジャーノスに得点を奪われ、34分にヴィニシウス・ジュニオールが1点を返したものの、後半にもカスティジャーノスが2ゴール。終盤にルーカス・バスケスが1ゴールを奪ったが、それ以上スコアは動かせず。カスティジャーノスの4ゴールの前に沈み、バルセロナとの勝ち点差は11のままとなっている。

マジョルカをホームに迎えた3位アトレティコ・マドリードは、20分にCKから先制点を奪われたものの、前半アディショナルタイムにロドリゴ・デ・パウルのゴールで同点に追いつくと、47分にはアルバロ・モラタがヘディングシュートを決めて逆転。77分にはカウンターからヤニック・カラスコが追加点を奪って3-1の勝利を収め、2位R・マドリードとの勝ち点差を「2」とした。

久保建英が先発出場したレアル・ソシエダはアウェイでベティスと対戦。両チームがチャンスを作りながらゴールシーンは生まれず、0-0の引き分けに終わった。

残留争いを演じるバレンシアはホームでバジャドリードと対戦。開始早々に先制を許したものの、60分にムクタル・ディアカビのゴールで追いつくと、後半アディショナルタイムにはハビ・ゲラが勝ち越しゴールを奪い勝利。15位に浮上した。

ビジャレアルはエティエン・カプエの2ゴールなどでエスパニョールに4-2の勝利。セビージャは後半アディショナルタイムにルーカス・オカンポスがPKを決め、アスレティック・ビルバオに辛勝している。

オサスナはカディスとのアウェイゲームを0-1で制し、アルメリアはルイス・スアレスの2ゴールでヘタフェに勝利。敗れたヘタフェはキケ・フローレス監督を解任している。セルタは後半終了間際の得点でエルチェに勝利した。


[ラ・リーガ 第31節 結果]
カディス 0-1 オサスナ
ジローナ 4-2 R・マドリード
ベティス 0-0 R・ソシエダ
A・マドリード 3-1 マジョルカ
ヘタフェ 1-2 アルメリア
セルタ 1-0 エルチェ
ラージョ・バジェカーノ 2-1 バルセロナ
バレンシア 2-1 バジャドリード
ビジャレアル 4-2 エスパニョール
アスレティック・ビルバオ 0-1 セビージャ

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