
世界自然遺産の北海道・知床で、冬は積雪のため通行止めになっていた知床横断道路(国道334号)が28日、約半年ぶりに開通した。知床の観光シーズンが本格化する。路面凍結の恐れがあるため、当面の間は夜間の通行を規制する。
横断道路のほぼ真ん中にある名所「知床峠」では同日、観光客らが写真を撮るなどして楽しんだ。
知床半島西側の斜里町と、東側の羅臼町を結ぶ全長27.3キロのうち、昨年11月から23.8キロが通行止めに。国土交通省北海道開発局が3月10日から除雪を進めていた。5月下旬~6月上旬には夜間規制を解除し、終日通行可能になる。