岡山県が生産量日本一「マスカット・オブ・アレキサンドリア」の収穫がスタート

岡山県が日本一の生産量を誇るマスカット・オブ・アレキサンドリアの収穫が岡山市の農園で始まりました。

和菓子の製造・販売などを行う源吉兆庵グループは、2014年から岡山市南区の自社農園でマスカット・オブ・アレキサンドリアの木を約400本育てています。

(源吉兆庵農園/国竹竜矢 農園長)
「例年よりちょっと遅れてる。先週くらいからかなり雨とか曇りとかで日照が足りない、ですから甘みの部分が上がってくる速度がかなり鈍っていて、そこが一番の原因」

栽培方法を毎年改良し、2023年は2022年より1割ほど多い約1万6000房を収穫する見込みだということです。

ハウスの温度をそれぞれ調整することで8月上旬まで収穫が続きます。

(源吉兆庵農園/国竹竜矢 農園長)
「一年間の期待に添える内容でないと、我々も出せないなと思っていますので。また食べたいと思ってもらえるのが一番」

収穫された果実は選別を経て、「陸乃宝珠」というお菓子になります。5月1日から、岡山本店など一部店舗で先行販売が始まります。

© 株式会社瀬戸内海放送