Blustream、4×4 4K HDMI マトリックススイッチャー発売。自動ダウンスケーリング出力機能搭載

株式会社エーディテクノは、Blustream社のコントラクターシリーズから4x4 4K HDMI マトリックススイッチャー「CMX44CS」を2023年5月10日に発売する。希望小売価格はオープン、市場想定価格は税込119,900円。

CMX44CSは、最大18Gbps(4K60Hz 4:4:4)までのHDMI信号に対応する4入力4出力HDMIマトリックススイッチャー。最大4つの任意の出力端子へ切り替え出力可能。自動ダウンスケーリング出力機能搭載で、4K液晶モニターやフルHD液晶モニター等が混在した接続環境でも、接続された映像表示機器に適した映像フォーマットで表示できる。

※画像をクリックして拡大

オーディオ信号のエンベデッド・ディエンベデッド機能を搭載しており、外部オーディオ信号をHDMI信号に重畳したルーティングや、出力ソースからのオーディオ信号を他の音響機器へ送出可能。

各入出力端子の切り替えや設定は、本体フロントパネルに搭載したボタンや付属のIRリモコン、ウェブ GUI経由で制御できる他、IR信号、RS-232、TCP/IP経由でのサードパーティーコントロールシステムとの統合が可能だ。

それぞれのHDMI端子に割り当てられたIR入出力端子に、付属のIR送信ケーブル・IR受信ケーブルを接続することで、ディスプレイ側からソース側へIR信号を伝送してソース機器の制御が可能で、環境に応じた制御方法を構築できる。

また、Blustream製品はソース切り替え用のRS-232コマンドが統一されているため、シリアル(RS-232)通信コマンドパススルー機能を搭載した4x4 USB 3.0 KVM マトリックス「MX44KVM」と接続することで、HDMIとUSB 3.0信号を同時に制御可能なKVM(Keyboard、Video、Mouse)システムを構築できる。

※画像をクリックして拡大

CMX44CSは、シンプルなインターフェイスでありながら、4入力4出力4K HDMIと多彩な制御方法に対応。自動ダウンスケーリング出力機能を搭載しており、デジタルサイネージ、会議室、病院、教室、セキュリティやコントロール室の監視用などの常設設備に最適だという。

製品仕様

© 株式会社プロニュース