体操金メダリスト内村航平さんら広島訪問 被爆地から平和のメッセージを

G7広島サミットではスポーツを通じて平和を伝えようとする取り組みも。内村航平さんらG7各国の体操のメダリストが広島を訪れています。

内村航平さんや7か国の体操のメダリストらは平和公園を訪れ、原爆資料館を見学しました。

メダリストらの広島訪問はG7サミットの開催をきっかけに被爆2世でもある国際体操連盟の渡辺会長が呼びかけて実現しました。スポーツを通じて平和が戻ってくることへの思いを発信します。

広島で被爆した親戚を持つカナダのキャサリン・内田さんも初めて原爆の惨状を目の当たりにしました。

カナダ・新体操 キャサリン・内田さん(親戚が広島で被爆)「(恐ろしい体験をきいて)悲しい気持ちや私の中にあふれた感情はここではうまく言葉にできないくらい圧倒されるものでした」

メンバーは湯崎知事への表敬訪問も行っていて平和を願うメッセージを届けています。

ロンドン・リオ五輪金メダリスト 内村航平さん(長崎出身)「長崎県民として同じ思い。平和を願うことしかできませんがこうして伝えられたというのはすごくいい機会をもらったと思います」

メンバーらは29日に広島市内の学生たちと交流することにしています。

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