内村航平 さんなど、G7広島サミットに参加する7か国の体操メダリストが、原爆慰霊碑に献花し、平和へのメッセージを発信しました。
広島を訪れているのは、オリンピック金メダリストの 内村航平 さんや、アメリカの ナスティア・リューキン さんなどサミット参加7か国の体操メダリスト9人です。
これは、サミットに合わせて平和へのメッセージを発信しようと、国際体操連盟が主催するイベント「G7ジムナスティックス広島」です。
国際体操連盟 渡辺守成 会長
「G7各国のトップアスリートに被爆の悲惨さと原爆の悲惨さを学んでもらって、世界にノーモアヒロシマ・ノーモアナガサキを発信してもらう」
一行は27日、G7議長の岸田総理を訪問した後、広島入りました。
五輪 金メダリスト 内村航平 さん
「平和の祭典オリンピックに参加した選手ばかりなので…」
28日午前は、湯崎知事や広島市の松井市長を表敬訪問し、平和を願うメッセージを伝えました。
内村航平 さん
「長崎県民として同じ思い。核兵器はよくないと伝えられたのは、いい機会をもらったと思う」
午後からは原爆資料館を訪問し、被爆の実相に触れました。
国際体操連盟 渡辺守成 会長
「選手はこの悲惨さを世界に発信しなければいけないと言っていたので、平和に向かって何か貢献できると思う」
29日は、体操の演技を披露するなど、子どもたちとの交流会が予定されています。