「道の駅」防災子育て拠点へ 30周年行事で取り組み共有

 93年に全国103カ所の道の駅が初めて登録されてから今月で30周年を迎えたことを記念し「全国駅長サミット」が28日、都内を会場にオンラインで各地をつなぐ形で開かれた。登録数は1204カ所(2月時点、未開業を含む)まで発展。防災、子育て拠点など活躍の幅をさらに広げていくため有効な取り組みを語り合った。

 避難施設やヘリポートを備えている徳島県板野町の「いたの」は、防災知識のクイズのイベントも開催している。

 前橋市の「まえばし赤城」はフードコートにキッズスペースを設け、芝生広場には遊具も。広島県安芸高田市の「三矢の里あきたかた」は、地元サッカーチームの試合のPVなどに力を入れている。

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