生徒がランウェイ歩く 来年度開校の東頸中 制服と体操着の候補をお披露目

 安塚区の安塚中、浦川原区の浦川原中、大島区の大島中を統合し、来年度に開校する東頸中の制服と体操着の決定に向けた「お披露目会」が28日、東頸中の校舎となる浦川原中で開かれた。各校の生徒代表がモデルとなり、候補となる制服や体操着を着てファッションショー形式で披露。決定に向けたアンケートの参考とした。

ステージで着心地などを発表し、〝ランウェイ〟を歩いて戻るモデル役の生徒たち

 お披露目会は3中学校の全校生徒と、来年度以降に新たな制服、体操着を着る3区の小学4~6年生が参加した。同じ学校の仲間になる来年度以降に向けた交流会後に始まった。
 3校とも現行は学生服、セーラー服だが新制服は男女共通のブレザーとなる。グレー、ブルー、グリーンの3種類、体操着は2種類が候補となっており、モデルを担当した生徒は手を振りながら体育館中央の〝ランウェイ〟を歩いて披露、着心地などを発表した。
 モデルを務めた安塚中2年の笹川瑠杏さんは「緊張したけど、いい経験ができた。新制服は着心地がよく爽やか」、大島中1年の吉野紗良さんは「新制服を着られる後輩がうらやましい。優しい人がたくさんいたので、東頸中が楽しみ」。浦川原小6年の丸田丈瑠君は「浦川原中の制服とかなり違ってびっくりした。ブレザーで男女一緒になっていてすごい。着るのが楽しみ」と話した。
 新制服はお披露目を参考にしたアンケートを基に、来月に決定する予定。

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