横浜DeNAに今季加入したトレバー・バウアー投手(32)が28日、イースタン・リーグのロッテ戦(横須賀)で先発し、来日3度目の実戦登板に臨んだ。来日後最長の7回を投げて8安打4失点。9奪三振で最速は152キロをマークした。
序盤は快調なペースで三回2死までに6個の三振を奪った。直後に初安打と四球で一、二塁とされ、2番打者に146キロの直球を右前にライナーで運ばれたものの、右翼勝又の好返球で本塁生還はさせなかった。
五回はチェンジアップ、スライダーを連打されて一、三塁から併殺打の間に先制点を許した。六回は4本の長短打で3点を失った。七回は三者凡退に切り抜けて降板した。被安打8のうち、6本が変化球だった。
前回登板(22日)の楽天戦後に「さらに球数イニングというのを伸ばしていきたい」と話していた通り、いずれも来日後最多の7イニング93球を投げきった。来日初となる打席にも立ち、2三振も1軍登板に備えた。
初実戦から中5日で登板しており、順調なら5月4日の広島戦(横浜)で1軍で初登板を飾るとみられる。