鹿児島県にサイバー攻撃 海外からか、目的不明

鹿児島県庁

 鹿児島県は28日、県と県内の大半の市町村でホームページが一時閲覧しにくい状態になったと発表した。海外からのサイバー攻撃が原因とみられる。金銭の要求などはなく、目的は不明という。

 県によると、28日午後3時半ごろから断続的に県や県内市町村が業務を委託している通信事業者が攻撃された。大量のデータを送り付けてサーバーに負荷をかける「DDoS攻撃」で、メールの送受信が滞るなど業務に影響した。

 海外からのアクセスを制限した結果、約6時間後にほぼ復旧。県の担当者は「海外からの攻撃とみている」と説明した。今後、原因や攻撃元を調査する。

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