GW控え金沢で人気店続々 スーパー「紀ノ国屋」、無印良品

開業したスーパー「紀ノ国屋」=金沢市の近江町市場

 大型連休を翌日に控えた28日、金沢市内で人気の小売店が相次いでオープンした。5月8日には、コロナの感染症法上の位置付けが「5類」に引き下げられることもあり、関係者が集客に期待した。

 近江町市場では、スーパーマーケット「紀ノ国屋entrée(アントレ)金沢店」が開業した。北陸初出店で、オープン前から約50人が列をつくり、焼きたてアップルパイや金沢店限定のトートバッグなどを買い求めた。

 店舗には、プライベートブランド約850点をそろえる。紀ノ國屋(東京)のプライベートブランドを手掛ける「茶のみ仲間」(金沢市)が運営する。

 アル・プラザ金沢には、生活雑貨ブランド「無印良品」がオープンした。売り場面積は2361平方メートルで、白山市北安田町の店舗に次いで石川県内2番目の広さとなる。

 良品計画によると、化粧品やキッチン用品などを強化したほか、子ども服や家具の展示数も増やした。石川産のしょうゆや酢も販売しており、担当者は「日常の買い物の際にも立ち寄ってほしい」と話した。

© 株式会社北國新聞社