こんにちは。キャンプ系YouTuberのFUKUです。今回は2023年春の100均キャンプ(ダイソー&セリア)特集です。各社新しいものを投入してきているようなのでまとめて購入してまいりました。
ダイソー(DAISO)【1】ハンギングラック 税込770円
ハンギングラックが770円で出てしまいました。
おしゃれで便利なハンギングラックが770円!?
普通のアウトドア用品店では定番で売られていて100円ショップで出るとインパクトが強いものがまだまだあるんですね。
試しにAmazonでハンギングラックを検索してみるとほとんどが2〜3千円台のものばかりで770円付近はさすがに見ないですね。
ここまで安い秘密は、本体がスチール製ということでしょうか。
だいたいアルミ製が主流かなと思いますが、スチールを使うことで多少コストカットできてるのかもしれませんね。
そんなに重たい感じはしません。
耐荷重5kgということで色々なものをひっかけられるということです。
開封するとケースに入っていました。
スチールということなので、磁石がくっつきました。
接続部分は全然くっつかないのでここがアルミ合金なんでしょう。
おそらくスチールのフレームにアルミを挿して止めてるんじゃないかと思われます。
組み立ててみると、ハンギングラックとしては小型な部類でしょうがテーブルに置くと面積いっぱいになってしまいました。
サイズは幅約83cm×奥行約57cm×高さ約69cmです。
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いや全く変なところは見当たらない、普通のちゃんとしたハンギングラックに見えますね
強いて言えば製品によっては接続部分に銀色が見えていますが、しっかり収まるように作られてるものもあるかもしれませんし、770円の製品には全然見えません。
キャンプサイトをおしゃれに飾りつつ、すぐに使えるよう引っ掛けておけば便利な機能性を発揮してくれるわけですがフックが必要ですよね。
周辺グッズも充実のラインナップ
本体にはフックがついていなかったので同じくダイソーで2種類買ってきました。
茶色のレザー風なベルトに金属製フックが付いたものと、3個入りで簡単に引っ掛けられそうな形状をしてるもの。
まず茶色い方から。ボタンになっているので、パチンとつけるとこれは便利ですね。
もう一つも使いましょう。このままパチンとつけちゃえばこうして三種の神器ケース(アルミホイルとキッチンペーパーとウエットティッシュ)を吊るすことができます。
下を向いてしまいますが幅的にはOKです。
さらにダイソーさんこの周辺グッズまで出してるという力の入れよう。
ハンギングラック用サイドオーガナイザーです。
メッシュポケット1つに収納ポケット13個の大きいサイズが330円。
メッシュポケット1つに収納ポケット8個の小さいサイズが220円です。
結構細かくポケットが分かれてるんですね。
詰め込めるだけ詰め込んで、ハンギングラックに取り付けてみましょう。
上にパチン、両サイドも止めると、キャンプの基地みたいになりました。
下にすのこを敷いてクーラーバッグもこの辺に置いて、近くに調理台やテーブル、そして焚き火台やグリルを置けばこのキッチンコーナーがすっきりまとめられて外での生活動線も良くなる気がします。
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100円ショップのハンギングラックでこんな本格的なコーナーが組めるようになるとは思わなかったなぁ。
外でのイメージとおすすめな人
外に置いてみると、見た目もいいですが、こうやって色々かかってると便利だと思うんですよね。
すのこやテーブルを近くに置いてみるとこんな感じでした。
もちろんオートキャンプ向きのアイテムではありますが、これ1台あればかなりのものがかけられてサイドオーガナイザーもつければさらに大容量。実際、一つあると便利なアイテムだと思います。
ただキャンプにどうしても必要なものではありませんし、そもそもハンギングラックが欲しいと思っている人は今時2〜3000円で買えるのでほぼ持ってると思うんですよね。
だからこのダイソーのハンギングラックをおすすめしたい人は、ちょっと気になったことがあるけど3000円出してまでは買わなかったなという人たちです。
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フレームの素材はスチールになって少々重いかもしれませんが、見た目は普通の製品とほぼ変わりがないし用途もしっかりこなしてくれて770円。さらにサイドポケット一つ買っても1000円くらいということで、手軽に導入できるのでいかがでしょうか。
ダイソー(DAISO)【2】フレキシブルターボガスマッチ 税込220円
リーチが長くていろんな方向に曲げられるガスマッチです。
使い捨てタイプのガスマッチ
持った感じは普通のチャッカマン(商品名)ロックが付いていて火力調整ダイヤルはなし。
ガスの補充もできない。残量の確認ができるという使い捨てタイプです。
筆者自身はSOTOのスライドガストーチをメインで使っていて、こういうのは家でストーブに火をつけたり蚊取り線香をつける時ぐらいしか使っていません。
ただ、キャンパーさんって燃料補充して繰り返し使えるちょっといいやつがいいという人と、こういう使い捨てタイプでいいよという人に分かれると思うんですよね。
使い捨てで曲げられるというところがちょっと面白いんじゃないかと思って買ってみました。
ふにゃふにゃなのでどんな方向でもいけます。あまり無理な角度はダメですが。
着火して火力を確認
火をつけてみますとこのくらいの火力ですね。
商品画像を見ても炎は赤いのでこの通りなようです。
SOTOの製品と比べてみると、色が全然違いますが炎の大きさは同じくらいですね。
これでガス補充できたり火力調整できると面白いですが、そうすると使い捨て価格では作れないのかもしれませんね。
ランタンに火をつけてみましょう。
慣れてる人は普通のマッチやライターでつけたらいいんじゃないのって感じですが、これがあれば不慣れな人でもちょっとこうしてかなり離れた位置からつけられますね。
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の用途がおすすめかどうかはよく分かりませんでしたが、フレキシブルに曲がるガスマッチ。風にも強いし色々な方向を向けられて220円とお手頃価格でした。
ダイソー(DAISO)【3】非常持ち出し4点セット 税込550円
非常用の防災セットです。
コンパクトな非常用セット
片手で持てるコンパクトサイズのケースに軍手とアルミブランケット、マスク、簡易トイレが入っているということなのですが、どの程度のものが入ってるのか気になって買ってみました。
一応ループが持ち手になりますし、本体はゴムバンドで止められているだけです。
意外とちゃんとした4つのメッシュポケットのついたケースになってました。
もちろんこのまま非常用セットとして家や車の中に置いておいてもいいですが、もう少しカスタムしても面白いかもしれません。
例えば絆創膏やその他の衛生用品などを入れてもこのポケットの容量ならちょっと余裕があるので収められると思います。
色と見た目からいってもファーストエイドポーチでもいいと思いますし、もちろんこのまま防災用品としてもありでしょう。
中身を確認
まず軍手です。可もなく不可もなく。なんだかんだ言ってこれが使いやすいです。
マスクは不織布のタイプが3枚入っています。
そしてアルミブランケット。ポケットはちょうど入るように作ってあります。
屋外で寒さをしのぐためにこれを1枚広げてくるまるだけで非常時にはかなり効果はあると言われています。
そしてこの非常用トイレが3つ付いてるっていうのはいいかもしれませんね。
チャック袋になっていて開きます。肌にあたる部分の素材はウレタン系かな。当たっても痛くないような感じです。
中には大量の水を吸ってくれるポリマーと思われる粉が入っています。チャックを止めればゴミとして処理ができるわけですね。
ちゃんと捨てる時のビニール袋も3枚入ってました。
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もしも本当の非常事態に置かれた時にこういうのは一つあるとだいぶ安心感が違うんじゃないでしょうか。
カスタマイズして自分用の非常用持ち出し袋に
ポケットの容量が結構余裕があるのである程度の物品はまとめて、衛生用品や小さいラジオなどを入れたりして、自分でカスタマイズして非常用持ち出し袋にしてもいいかもしれませんね。
入れすぎるとちょっと膨らんじゃうけどゴムバンドなのでもう少し中身を足すぐらいはできると思います。
非常用のテープにポイズンリムーバーや絆創膏。余裕だと思います。
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筆者はもうちょっと衛生用品とかも入れて車に置いておこうかなと思いました。
ダイソー(DAISO)【4】保温アルミポンチョ 税込110円
続いては保温アルミポンチョです。
アルミシートが入っていたばかりですが、ポンチョの形をしてたらよりしっかりとくるまって体温を逃しにくい保温効果が高まるんじゃないか、また水も通さない素材なので、雨風にもある程度耐性が高まるんじゃないかと思って買ってみました。
結構大きいですが110円なので、防災用品に買っても安いのでいいんじゃないかな。
せっかくなのでどんな感じなのか広げて試してみます。
よくあるアルミシートです。ただ先ほどのシートに比べると大きくてポンチョの形になってるのでかぶりやすいと思うんですね。
結構大きなシートみたいになっていてこのまま羽織るだけでも良さそう。
フードがついています。
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これは暖かい!もう首肩周りとかポカポカしてきてます。
昔の服みたいに紐でウエストあたりを縛った方がいいかもしれませんが、その時着てる服の上から羽織るだけでかなり暖かいと思います。
ダイソー(DAISO)【5】ウォーターバッグ630ml・450ml 各税込110円
コンパクト水筒です。
小さくたためるコンパクト水筒
どちらも小さく畳めて、しかも使いやすいマチ付きです。
本体がペット樹脂で耐熱温度は60度。アルコールには弱い素材ですね。
炭酸飲料やドライアイスも不可です。食洗機も使えません。
これはコンパクトなものを作りましたね。
この素材で大きいのとかはありますが、バーベキュー用品から派生したグッズがどうしても多い中でこれは明らかにソロキャンプやハイキング登山向けのアイテムになるんじゃないでしょうか。
たためるみたいなのでくるくると巻いてみましょう。
カラビナで本体を止められる。思っていたよりいいシステムですね。
630mlの方がよりコンパクトになりました。
どちらも110円だから今のところ630mlの方が良さそうに見えますね。
違いを見ながら中をチェック
630mlは口が広い一方、450mlはあまり広くない。
水を入れてみると、なんと630mlは立つのに450mlは立たない。
肝心の飲み口は、630mlは蓋を開けて普通に飲みやすそう。直接飲んでもいいし何かに注いでも注ぎやすい。
450mlはこぼれやすいので気をつけて、蓋を外して引っ張ると水が出ます。
強いて言えば630mlの蓋が割と簡単に開いてしまって、簡単にこぼれてしまうので間違って蓋に何か引っ掛けて開かないように気をつけないといけません。
450mlはそもそも勝手に外れにくいし、取れたとしても口が閉じているので漏れることはありません。引っ張って初めて出せます。
重さは630mlが35.9g、450mlが28.1g。
どちらも軽量コンパクトでいいですね。
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100円ショップの折りたたみ水筒。レベルが上がってきていますね。こういう仕組みと形状で1リットルくらいのものが出るとまた面白いんじゃないかと思いました。
セリア(Seria)【1】プラ製カラビナキーフックのリールホルダー付き 税込110円
ここからはセリアの購入品です。
まずはプラ製カラビナキーフックのリールホルダー付きです。
リール付きのカラビナなんですね。
樹脂製ではありますが、当然登山や牽引などに使えるものではありません。
ただ100g以内のものであればつけられるということなのでコンパクトなEDCグッズにはいいかもしれませんね。
カラビナになっているので、無くしたくないものをくっつけてカバンなどに引っ掛けておけばなくなることはありません。
また、ちょっと使いたいなっていう時はリールで引っ張って使うことができます。
筆者は昔ハンコをつけていました。急に押さないといけない時にピーッと引っ張ってポチッと押してなくさない。
もともとよくなくす性格ですが、さすがにくっついていればどこか行っちゃうってことはありません。
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キャンプでも便利に使えるんじゃないかなって思ったことはありましたが、あまり合うデザインのものが見当たらなかった。でもこれはキャンプのバックにくっついててもマッチするデザインですよね。
重さ100gまでのものとは書いてあるんですけど何かもっといい使い方あるか考えてみます。
ちなみにリールは77cmくらい伸びました。
セリア(Seria)【2】アウトドアバッグとダンプポーチ 各税込110円
最後はケース類。アウトドアバッグとダンプポーチの新しいと思われるものが出ていました。
ちょうどいいサイズのアウトドアバッグ
なかなかいい柄で、色とデザインかっこいいと思うんですよね。
ボタン2つで止められて持ち手もついている。
ちゃんとマチもついているから、網を入れるのに割とちょうどいいサイズです。
他にも小さな焚き火台や焚き火シートなどを入れるケースにしてもいいですし、気に入って重宝しているワットノットの不織布のシートを入れるケースにしようかなと思っています。
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意外と量も入って色もかっこいいセリアのアウトドアバッグでした。
マジックテープがついているダンプポーチ
そしてダンプポーチ。
なんと後ろにマジックテープのベルトが2本ついてます。
キャリーワゴンみたいなものにくっつけておくと、焚き付けや現地で拾った枝とか松ぼっくりなどを入れる袋にしてもいいかもしれませんね。
中は水分にも強そうな素材です。
セリアのアウトドア用品って色やデザインが独特でいいですよね。
2023年春ダイソー,セリアのキャンプギアまとめ
いかがだったでしょうか。
2023年のダイソー・セリアからも新しいアウトドア用品、なかなか面白そうなものたちが出ていました。
この後春になると例年通りなら各社力を入れた新製品がますます増えてくる時期です。
アウトドアでは定番アイテムなんだけど100均にはまだないというものが今年もさらに加わってくるかもしれませんね。
というわけで今回も皆様のキャンプ道具選びの何かの参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。