松山英樹 首痛で次週「ウェルズファーゴ選手権」出場を取りやめ

松山英樹が首痛のために出場を取りやめた(写真は2023年マスターズ)

松山英樹は首の痛みを理由に、5月4日(木)開幕のPGAツアー「ウェルズファーゴ選手権」(ノースカロライナ州クエイルホロークラブ)への出場を取りやめた。28日、PGAツアーを通じて発表した。

4月のメジャー初戦「マスターズ」では患部への痛みを抱えながら、4日間を戦い抜いて16位。その後はこれまでのPGAツアーでのキャリアにならい、今年も3週のオフを取ってウェルズファーゴで復帰するスケジュールを組んでいた。

松山は「来週のウェルズファーゴ選手権を欠場することになり残念です。マスターズの後、日本に帰国して首痛の治療をしてきましたが、戦えるまでには良くなっていません」とコメントした。

5月11日開幕の「AT&Tバイロン・ネルソン」(テキサス州TPCクレイグランチ)への出場を予定しており、続くメジャー第2戦「全米プロ」(ニューヨーク州オークヒルCC)に備える。

ウェルズファーゴ選手権は今年、総額2000万ドル(約26億7260万円)の高額賞金のかかる「昇格大会」のひとつに指定された。ツアーの独自指標から算出される昨年のプレーヤー・インパクト・プログラム(PIP)のトップ20人は、ボーナス付与に応じた出場義務を課されている。

昇格大会は1試合の欠場が認められており、松山は2週前の「RBCヘリテージ」をスキップ。今大会が実質的に2試合目となるが、重大な故障や特別な事情による欠場はコミッショナーの判断により対象外となる。

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