「手足口病」が流行、沖縄県が警報を発令 最多は1歳 必要な予防策は

 沖縄県は28日、手足口病の患者数が定点医療機関の報告で5.50人となり、警報発令基準の5.00人を超えたとして流行警報を発令した。4月17~23日に、176人の患者が報告された。

 手洗いの徹底や排せつ物の適切な処理を呼びかけている。

 県によると3月6日から4月23日にかけて、計895人が感染しており、年齢別では1歳が243人と最多で、続いて2歳214人、3歳161人などとなっている。

 4月17~23日の週の保健所当たりの患者報告数は八重山が11.00人と最も多く、続いて南部7.50人、那覇市保健所7.29人、中部4.10人、北部0.67人、宮古0人だった。

(嘉陽拓也)

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