つや姫、雪若丸、生育順調 戦略推進本部など寒河江、河北を巡回

苗の生育具合を確認した育苗巡回=寒河江市・四季ふぁ~む

 田植えシーズンを控え、県などでつくる山形「つや姫」「雪若丸」ブランド化戦略推進本部などは28日、寒河江、河北両市町の育苗ハウスを巡回し、苗の生育状況を確認した。

 寒河江市の「四季ふぁ~む」では、県職員らがハウス内で育つ県産ブランド米の「つや姫」と「雪若丸」を見て回り、草丈や葉の色を調べた。生育は順調で、「つや姫」は4センチ程度、「雪若丸」は2センチ程度まで育っており、来月13日に田植えを始めるという。

 今後、気温は高くなる見込みで、ハウス内の温度が急上昇して苗に悪影響が出ないよう苦心する日々が続く。四季ふぁ~むの土屋喜久夫会長(69)は「管理に気を付けながら良い苗を作り、良い『つや姫』を収穫したい」と話していた。

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