「ウ・ヨンウ」パク・ウンビン、アーティストIUらがファンの悩み相談で伝えたアドバイス

韓国メディアのウィキツリー(wikitree)が「ファンの心を揺さぶった…すてきアドバイスを送った有名人」という記事を掲載、一部抜粋して紹介する。

■キム・テリ

Netflixドラマ「二十五、二十一」で、ナム・ジュヒョクとノスタルジーロマンスを繰り広げ、ここ日本でも話題を呼んだキム・テリがSNSライブ配信でファンと交流中、ある悩みが送られてきた。内容は「20年来の友人が、最近一線を越えて利己的な行動ばかりしてくる。縁を切るべきかどうか、悩んでいる」というものだった。

これにキム・テリは「学生時代は生活サイクルが同じだった友人も、大人になると生きる領域が変わってズレが生じますよね」と言い「多くの方が、縁を切るべきだと言うかもしれません。でも私は、少し時間を置いてみてはと思います。昔話や思い出話をしたら“ああ、私はこの子のそんな一面が好きだった”と思い出すかもしれません」とアドバイス。

そして「20年はとても長い時間なので、切り捨てるのではなくよく考えて、幸せな道を歩んでほしいです」と締めくくった。

■パク・ウンビン

4月28日に行われた韓国の芸術大賞である「第59回 百想芸術大賞」でドラマ大賞(『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』)の栄冠を手にしたパク・ウンビンは、昨年『VOGUE KOREA』の悩み相談コンテンツに出演。

「30代になってから、人間関係が難しくなった」と書かれたメモを読んだ彼女は「耐えられる分だけ耐え忍んで生きなければならない」と、きっぱりと答えた。そして「自分の受容能力を超えてまで、努力しなくてもいいと思います。これは年を取るにつれ、新たに適応しなければならない課題ですよね。でも、まずは自分自身を第一に気遣うべきだと思います」と助言した。

■IU(アイユー)

歌手として絶大なる人気を誇り、女優としても是枝裕和監督作『ベイビー・ブローカー』でシングルマザーを演じるなど、その実力を発揮しているIUは、自身のウェブコンテンツで歌手を夢見るファンと食卓を囲みながら、悩み相談を受けた。

「作詞・作曲をご自身でされるじゃないですか。うまくやるには、たくさん作るしかないですか」と聞かれたIUは「“うまい”という基準が曖昧過ぎる」と返す。

そして「全ての人を満足させることはできないので、あなたはあなただけのものを見つけて、それを好きになってくれる人たちに出会えばいいと思うよ。私が好きな言葉、私の思いを正直に話せば、それを好きだと言ってくれる人たち、聞いてくれる人たちが出てきて…それが“うまい”ということじゃないかな」と優しく伝えた。

芸能界という特殊な世界で生きる彼女たちは、等身大以上に大人であることを求められて生きてきた。その分だけ、彼女たちの発する言葉は重く、深く、説得力があるようだ。

(よろず~ニュース・椎 美雪)

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