「オペラ座の怪人」35周年 劇団四季、日本初演から

ミュージカル「オペラ座の怪人」の日本初演35周年を記念する劇団四季の特別カーテンコール=29日午後、大阪市(野田正明撮影)

 世界的人気を誇るミュージカル「オペラ座の怪人」が、劇団四季による日本初演から29日で35周年を迎えた。公演中の大阪四季劇場(大阪市北区)で同日、特別カーテンコールが行われ、出演者が「お客さま一人一人の温かいご支援のたまものと、心よりお礼申し上げます」とあいさつした。

 劇団四季によると、日本では英国、米国に次ぎ1988年4月29日に東京で初演され、計10都市で上演を重ねてきた。入場者は累計780万人以上で、公演回数は今年5月下旬に8千回に達する見込み。今回の大阪公演の千秋楽は8月27日。

 同作は、パリのオペラ座の地下に住む仮面の男が歌姫に恋する物語。

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