スワロー『KOTTO』で田舎道を走る!ポスト原付一種【電動バイク】実走行レポート

【Brand pickup】

はい、どーも!ソエジマックスです。最新の電動バイク『SWALLOW KOTTO』の実走行テストを奈良県橿原市でやってきました。車体詳細や走行フィールなどをレポートします。

デザイン、カッコいいです!

パッとみて『カッコいいな』という印象…よくまとまっているバランスの取れたデザインだと感じました。試乗した車両はプロトタイプということですが、ほぼこの形で市販されるとのこと。ダブルクレードルフレームがバッテリーを抱え込んでいるところにカバーを装着してボディを形成してます。

細めのシートがいい感じ!シートレールにぴったりと収まるよう形作られていますね。このシートレールはリアエンドがグラブバーのようになっていて、抱え上げる時に便利でした。

ヘビーディーティー感を演出するヘッドライトガードも着いてます。もちろんヘッドライト・ウインカーなど灯火類は全てLEDです。細かいディティール、デザインが全体のまとまりに繋がってますね。実際に試乗してる時も信号待ちで『お、カッコいいな!』と歩行者さんからお言葉をいただきましたよ。

車両スペック:『KOTTO』は原付一種です!

この電動バイク『KOTTO』は600Wのモーター出力で「原付一種」と区分されます。当たり前ですがナンバープレート取得、ヘルメット着用はもちろん、交通ルールを守って走行することが求められます。

KOTTO スペック
・バッテリー 48v18Ah
・タイヤ径 18インチ
・ブレーキ 前後油圧ブレーキ
・航続可能距離 約45km
・最高速度 約40km/h
・最大負荷 130kg
・車体重量 32キロ
・サスペンション フロント:倒立フォーク リア:スプリング
・モーター出力 600W

ここ数年で排ガス規制など世界的な環境対策のため、50ccまでのいわゆる「原付一種」というバイクが大きく変わろうとしています。ニュースなどを見ると法整備において『馬力規制を施した125ccバイク』を原付一種扱いしては?という方向になっているようです。排気量ではなく「出力での区分」とするということですね。

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『KOTTO』のフロントは倒立フォークを採用。ディスクブレーキも装備してます。太めのタイヤとディスクプレート、そしてスポークホイールの組み合わせが素敵!フロントホイールは自転車のようにクイックリリースとなっておりました。

リアもディスクブレーキを装備。ホイール内にモーターが装備されているので、重量物がほぼタイヤと同じ位置にあることになります。

リアサスペンションはバイクらしい2本ショックで構成されてます。メインフレームからシートレールの取り回しも洗練されてます。

バッテリー航続距離は約45km

バッテリーはフレームの下に格納されてます。大きく車名が入ったカバーに覆われており、車体デザインで大きなアクセントとなっています。航続距離はおよそ45kmということでした。片道5〜10kmあたりの通勤・通学などは余裕でこなせるでしょう。

こちらが充電口。普通の100V家庭用電源から充電可能です。

サイドパネルを外して格納されたバッテリーを取り外して充電することも可能。

バッテリー残量、速度表示、出力切り替え、トリップ&オドメーターと、シンプルな構成のメーター。大きめなので見やすかった。

電動の気軽さと楽しさ+原付一種らしい走り

法定速度30km/hまでの加速は実にスムーズでした。しかし電動バイクとはいえ『原付50ccバイク』なので、走り自体はそれと同等です。ご近所を走る「通勤・通学」の原付マシンとしては十分な走行性能を持っていると言えるでしょう。

ただ電動バイクはスロットルレスポンスがエンジンマシンのフィールと違うこと、エンジンブレーキがないことに注意しておくべきだと感じました。走っているうちに慣れてくるんですが、乗り始めは少し戸惑いました。

しかし「軽さ」という点では電動バイクに大きなアドバンテージがあると思いました。原付だったら「抱え上げる」ことが大変ですが、この『KOTTO』は重たい自転車くらいの感覚で扱うことができます。エンジンブロック・燃料タンクなど重たい部品が少ない電動バイクならではの「軽さ・気軽さ」ですね。ちょっと大きな車だったら荷台に積み込んで運ぶことも容易かもしれません。

ペダルあるのだ!これは現代版モペットだ!

実は一番気に入ったのはペダルと7段変速ギアが着いてること!これは素晴らしい装備だと思いました。なぜならバッテリー電力が無くなった場合にペダルを漕いで走れるから〜。バッテリー切れでトボトボと押して歩く敗北感を味合わずにすみます。

もちろん自転車ではないので非常用くらいで考えるべきですが…1〜2kmくらいならキコキコ漕いで楽に帰れます。給油すれば走れるエンジンバイクとは違いますし、心強いバックアップ装備ですね。

試乗動画

コストパフォーマンスは?

どちらかというと趣味で使うというより、日常の足として導入を考える方が多いかと思います。エンジンを使わないのでガソリンは使わないし、エンジンオイルなどの消耗品メンテナンスもなし…およそランニングコストについては電動自転車に近いものだろうと予測します。

それにしても…所有欲をそそるデザインじゃないですか?もし自分だったら色を塗ったりして、かなり「いじって楽しむ」マシンにしてしまいそうですよ。ポップなカラーリングも、ミリタリーなテイストも似合いそう。

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