「徹子の部屋」2時間SPに高嶋ちさ子&父・髙嶋弘之、“森英恵ファミリー”が出演

放送48年目に突入したテレビ朝日系の長寿番組「徹子の部屋」(月~金曜午後1:00)。その節目を記念して、5月2日(午後7:00)から放送される2時間スペシャルに、バイオリニストの高嶋ちさ子とその父・髙嶋弘之氏、そして、森パメラ、泉、雪、星の“森英恵ファミリー”がそろって出演する。

「徹子の部屋」は、1976年2月2日に故・森繁久彌さんを初回ゲストに迎えてスタート。放送8961回を迎えた2010年4月27日には、同一の司会者による最多放送記録として、ギネス世界記録に認定。その後も、名実ともに日本を代表するテレビ番組として、途切れることなく続いている。

テレビ朝日系で放送中の「ザワつく!金曜日」(金曜午後6:50)などでの自由な毒舌トークで人気のちさ子の父である弘之氏は、日本でザ・ビートルズをヒットさせた仕掛人としても知られる音楽ディレクター・プロデューサー。 かねて「徹子の部屋」への出演を熱望していた弘之氏はちさ子と共にスタジオにやって来ると「私はこの番組に出たくて出たくて…」と思いのたけを、黒柳徹子にぶつけ、出演に向けて足腰を鍛えるため、ジムに通ってトレーニングに励んできたと明かす。

実は、弘之氏の真の野望は、ちさ子と一緒でなく自分1人で出演することだったという。そこで途中からちさ子が退場し、日本の音楽シーンをけん引してきたプロデューサーとして、1人で黒柳とトークを繰り広げることに。弘之氏はビートルズ人気を高めるために実践した大担な宣伝戦略など、当時の業界秘話を次々と明かし、黒柳を驚かせる。さらに、兄である高島忠夫さんとの思い出話も振り返る。

一方、ちさ子は、「ザワつく!金曜日」で共演しているサバンナ・高橋茂雄と共に、別室で弘之さんのトークをモニタリング。話し始めたら止まらない父の姿に「私と似てるかも…」と冷や汗をかく。黒柳も思わず「本当に親子なのよね?」と確認してしまうほどの、歯に衣(きぬ)着せぬやりとりを繰り広げるちさ子と弘之氏の爆笑トークは、まさに必見だ。

そして、日本を代表するファッションデザイナー・森英恵さんの遺伝子を受け継ぐ孫娘、森泉、雪、星の3人姉妹と、その母であるパメラがそろって登場。3姉妹が一緒にテレビ出演するのはこれが初めてのこととなる。今回は、昨年96歳で他界した英恵さんをしのびながら、華麗なるファミリーの歴史に迫る。

偉大な存在である英恵さんのことを、リスペクトをこめて“ママ森”と呼ぶ4人。感情的に怒ることはせず、いつも優しく諭してくれたという英恵から、それぞれが教えてもらった大切なこととは? 実は、黒柳も英恵さんとは長年親交があり、スタジオには黒柳秘蔵のハナエモリコレクションも展示。懐かしい映像や貴重な写真も多数公開し、在りし日の英恵さんの姿を見て、星が涙ぐむ場面も。

また、生前、英恵さんが3姉妹について語っていたことをまとめ、黒柳がメッセージとして伝える。天国の祖母から愛情たっぷりのメッセージを受け取った3人は、何を語るのか。ほかにも、現在はアメリカで暮らす雪の自宅映像など、それぞれのプライベートも紹介していく。

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