中国、4月の景況感49.2 4カ月ぶりに節目下回る

「上海国際モーターショー」=18日(共同)

 【北京共同】中国国家統計局は30日、景況感を示す製造業購買担当者指数(PMI)が4月は49.2だったと発表した。好不況を判断する節目の50を4カ月ぶりに下回り、前月から2.7ポイント下落した。

 中国政府が新型コロナウイルスの感染を徹底的に抑える「ゼロコロナ」政策を終了し、企業は生産活動の正常化を進めているが、回復の勢いが衰えてきているとみられる。また、自動車など大型消費の需要が弱いとの指摘もあり、不安材料となっている。

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