1日(月)は大気不安定 急な雷雨に注意 連休半ばは晴れて夏日も

 きょう(日)の午後は前線に伴う雨雲は東へ離れつつあり、西から天気は回復に向かっている。あす(月)は上空の寒気や気温の上昇で大気の状態が不安定となりそうだ。東日本や北日本を中心に、晴れていても午後は天気の急変に注意が必要となる。そのあと、2日(火)から4日(木・みどりの日)ごろにかけては晴れ間の出る所が多く、次第に気温も高くなりそうだ。東京や名古屋も25℃以上の夏日予想で、4日は仙台でも27℃まで上がる見込み。まだ暑さに慣れていないため、外でのレジャーや車の中などは、特に熱中症に注意が必要となる。

あす(月)は晴れても急な雷雨に注意

 きょう(日)は、前線に伴う雨雲が東へ離れていく見込み。関東は夕方ごろまで雨の残る所があるが、今夜にかけて回復に向かう。ただ、雨がやんでも強い風には注意が必要だ。
 あす(月)は晴れる所が多くなるが、上空にはこの時季としては強い寒気が流れ込む見込み。気温の上がる午後は、東日本や北日本を中心に、雨雲が発達しやすくなる。急な強い雨や落雷、竜巻などの突風や、ひょうにも注意が必要だ。

 空が暗くなって冷たい風が吹き、雷の音が聞こえるなど、発達した積乱雲が近づいているサインがあれば、すぐに建物の中に入るなど安全確保に努めたい。また、短い時間で雨が強まると、道路が冠水したり、雨が降っていない川の下流で、急に増水したりするおそれがある。山や川のレジャーは特に空模様の変化に注意が必要だ。

連休半ばは晴れる所多く 夏日になる所も

 2日(火)から4日(木・みどりの日)ごろにかけては晴れ間の出る所が多く、気温も高くなりそうだ。東京や名古屋も25℃以上と夏日になる予想で、4日は仙台でも27℃まで上がって、今年一番の暑さになる見込み。湿度は低めでも、まだこの時季は身体が暑さに慣れていないため、こまめに水分や休憩をとるなどして、熱中症に注意したい。車の中も気温が上がりやすいため、注意が必要だ。

5日以降は雨雲広がる 6~7日は広く雨の予想

 西日本は4日ごろから次第に雲が広がりやすくなり、5日(金・こどもの日)にかけて九州を中心に雨の降る所がありそうだ。6日(土)から7日(日)にかけては、全国的に前線の影響で雨となる見込み。局地的に雨が強まるおそれもあるため、最新の予報に注意したい。

(気象予報士・及川藍)

© 株式会社ウェザーマップ