
日本の科学技術をリードし、世界に貢献できる人材を育てようと、理科好きの中学2年生を対象にトップレベルの研究者らが授業をする夏合宿「創造性の育成塾」(塾長・五神真理化学研究所理事長)が受講生を募集している。今年で17回目。東京大本郷キャンパスで7月30日から8月3日まで4泊5日の日程。
主催のNPO法人ネットジャーナリスト協会によると、青色発光ダイオード(LED)の研究でノーベル物理学賞を受賞した天野浩名古屋大教授や、宇宙航空研究開発機構(JAXA)で探査機はやぶさ2のチームを率いた津田雄一宇宙科学研究所教授らが講師を務める。
定員は約40人で、参加希望者は育成塾のホームページ(http://juku.netj.or.jp/)掲載の選考問題に取り組み、応募用紙に解答や必要事項を手書きして提出する必要がある。1次選考の応募締め切りは5月31日。
参加費、宿泊費は無料。東京から101キロ以上離れている場合は主催者が交通費を負担する。問い合わせは事務局、電話03(5425)6610。